監督の“ひとり言”2017?今年、セ・リーグの首位打者に輝いた横浜DeNAベイスターズ「宮崎敏郎」について調べてみた。詳細は下記のとおりなので、自分の野球人生の参考にしてほしい。(^_^)■宮崎敏郎(みやざきとしろう)1988年12月12日生(28歳)※一応、ハンカチ王子世代佐賀県唐津市出身172cm、85kg右投右打三塁手、二塁手、一塁手愛称「ハマのプーさん」高校:佐賀県立厳木高等学校 大学:日本文理大学社会人:セガサミー2012年ドラフト6位 野球を始めたのは「小学6年」身体が小さく「150cmに満たなかった」大学でそこそこ活躍するも「背の低さ」と「体形」が嫌われ、就職活動で10社以上も不採用となるほどの“野球苦労人”である。■宮崎のバッティングフォーム宮崎のバッティングフォームは、実に独特である。・軸足である右足にほとんどの重心を乗せ、左足はただ添えて立っているだけ。・構えのスタンスは極端に狭く、グリップは胸の下あたりの低い位置。・投手の始動と同じくらいのタイミングで、かなり早めに左足を高く引き上げる。宮崎のバッティングフォームを専門的にみると…?構えのグリップ位置がかなり低く、肩の力が脱力していて、いわゆる“力み”というものがほとんど無い。?右足で軸回転しているから、インコースに対し下半身でクルっと回れる。(インコース打ちは球界一かも)?右足に体重が残っているから、アウトコースのボール球を追い掛けない。?前に突っ込まないから、選球眼が良い上、ファールで粘れるし、バットコントロールにブレがない。?「安打の7割がセンターからライト方向」に示されるように、打席内でしっかりとボールを引き付けているので、変化球を全く苦にしていない。(ストライクからボールになる球にも、しっかりとバットを止めることができる)特筆すべきは、このバッティングフォームは小学生の時からほとんど変わっていないこと。しかも、誰かに指導されて…というわけではなく、試行錯誤を繰り返して「自分で作り上げたバッティングフォーム」なのだ。本人いわく…「いろいろ試して、ボールが一番飛ぶフォームがあの形だったんです」■宮崎敏郎の2017打撃成績打率 .323(セ・リーグ1位)打席数 523打数 480安打数 155三振 47三振率 8.99%(両リーグ1位)この三振率の少なさは脅威的である。パ・リーグの首位打者である秋山翔吾(西武ライオンズ)の三振率が「14.72%」(打率 .322)と比べたら、宮崎の三振率がいかに凄いかわかるだろう。三振率 8.99%ということは、約11打席に1度しか三振しないということだから…3試合に1度しか三振しないということである。念のため、昨年の三振率も調べてみた。2016 三振率 8.96%今年とほとんど同じ三振率である。(^_^)ちなみに、2000年にイチローが打率 .387という、とてつもない好成績を収めた時の三振率は7.84%だったが、そもそもイチローは追い込まれる前に打つ…という「早打ちバッター」だから、宮崎とは単純には比較できない。■宮崎敏郎の信念・2ストライクに追い込まれるまではバットを長く持つが、2ストライクに追い込まれた後は「バットを少し短く持つ」・塁上にランナーがいる時は、最悪でも進塁打となるよう「ライト方向」へ打ち返す。・もし4打席連続で「ノーアウト2塁」の場面で打席に立つことがあったら、躊躇なく全部セカンドゴロ(進塁打)を打ちに行く。(あくまでチームの勝利を優先する)■試合前のバッティング練習左右に並んだバッティングケージ。まず右側のケージに入って、原則ライト方向へライナーを打つ。30本のうち、センター方向に飛んだ打球は3本だけ。次は左側のケージに入って、今度は全ての球をレフト方向に打ち込む。バッティング練習では、いわゆる「センター返し」はしないとのこと。ミートポイントをしっかりと意識するためには、極端な打球方向へ打ち分けた方が良いと考えているかららしい。宮崎のバッティング練習は…フェアゾーンを広く使うために、ライト方向とレフト方向へ弾き返す、それぞれの「ミートポイントを確認」し、それを「身体に染み込ませる」ことを主眼においていると思われる。とても良いバッティング練習である。が、試行錯誤を繰り返した結果、現在は「ロングティ」で「センター返し」(右中間?左中間の間)に打ち返すバッティング練習に多くの時間を割いている私としては…宮崎のバッティング練習の方法を知ったせいで、大いに悩んでしまった。(T_T)「センター返しを反復練習する方法」「あえてセンター返しをしない方法」小学生には、どちらのバッティング練習の方が良いのか…野球って「実に奥が深いスポーツ」だと、改めてつくづく思う今日この頃である。(^_^)P.S.172cmで、ずんぐりむっくり。たぶん小学生の時は、「海琉」のような体形だったに違いない。(^_^)独特のバッティングフォームといい、スポーツ選手っぽくない風貌といい…(落合、八重樫、種田、竹ノ内…)何となく「昭和のプロ野球選手」の匂いがするだけに、私は今後ずっと応援していきたいと思う。By 平山
