[All:274] 監督の“ひとり言”2017?

監督の“ひとり言”2017?夜分遅くにすみません。m(__)m昨夜「Sportsウオッチャー」(テレビ東京)という番組で、楽天イーグルスの則本昴大(のりもと たかひろ)投手を特集していた。その中で、とても面白いエピソードがあったので、以下に紹介する。■楽天イーグルスのエース則本投手といえば、今や誰もが認める楽天イーグルスの「絶対的エース」であり、ピンチに強く、三振が取れるピッチャーとして「侍ジャパン」のメンバーにも選ばれている。則本投手の背番号は「14」だが、これは元広島カープの「津田恒実投手」に憧れてのものだ。津田恒実は「炎のストッパー」として、日本プロ野球史に残る伝説的ピッチャーであり…座右の銘「弱気は最大の敵」を胸に、どんなピンチを背負ったとしても、常に「攻めのピッチング」で相手打者に向かっていった。当時、9回裏4:4一死満塁の場面で、阪神タイガースの史上最強助っ人だった強打者バースを3球三振に斬ってとり…全盛期だったバースに、試合後「津田はクレージーだ」と言わしめた豪速球は、「ホップするストレート」として多くのプロ野球ファンに愛された。その津田に憧れている則本は、昨日、今シーズンの「最多奪三振」のタイトルを決め、これで4年連続の奪三振王となった。(185イニング、奪三振222個)これは、元近鉄バッファローズの野茂英雄投手に並ぶ記録である。(日本記録は江夏豊と鈴木啓示の6年連続)■則本の小中学校時代則本には、今も忘れられない選手が二人いる。則本は滋賀県出身であり、小学校時代は「多賀少年野球クラブ」に所属していたが…エースではなく「2番手」だった。エースは、イケメンで、勉強もできて、運動神経抜群の藤本君。負けん気が強かった則本は、どうしてもこの藤本君に負けたくなくて、練習しまくったらしい。ここで則本に転機が…エースだった藤本君が右肘を故障し、再起不能と診断され、でも本人の希望により左投げの外野手に転向する。そして、この二人は多賀中学校に進学し、ともに軟式野球部に所属した。則本は、2年生でこのチームのエースとなったのだが、この時のエピソードが面白い。この二人はライバルではあるが、お互いが認めあっており、ストレートが活きる変化球を二人で研究したそうだ。名付けて「波平ボール」。(サザエさんの波平のこと)ボールをわしづかみし、中指を真っ直ぐ立てたまま投げるチェンジアップなのだが…(立てた中指が波平さんの頭の毛)実は、則本が今シーズンに記録した「8試合連続二桁奪三振」を達成した三振を奪った時に投球したボールが、この「波平ボール」だったのだ。プロに入って色々と握りを変えたものの、やはりこの波平ボールの握りがしっくりくると言う。中学時代のボールの握りに戻しているというところが実に面白いが…私が見る限り、則本は小学校時代、中学校時代のピッチングフォームから、今もあまり変わっていない。則本の上背は178cmで、本格派ピッチャーとしては小柄の部類だし、中学2年の時の身長も160cmしかない。が、上背もあり、強肩強打だった藤本君は、この後、則本と一緒に地元の八幡商業高校に進学し、大学野球を経て、今はJR西日本に勤務している。(則本の活躍が何よりの励みになっているらしい)■もう一人の忘れられない選手則本は、どうしても忘れられない選手がもう一人いる。中学2年の時に出会った観山中の鈴木崇史君という、一つ年上のピッチャーのことだ。地元の中学野球大会の公式戦で対戦し、試合途中にサードからリリーフしてきたのだが…とても中学生が投げるボールとは思えないほどの豪速球を投げ、チームの誰一人、ど真ん中の真っ直ぐですらバットに当てられなかったと言う。その当時の観山中軟式野球部の監督さんのコメントは…「自分が出会った中学生ピッチャーの中で、間違いなくNo.1のスピードボールを投げていた」「約140km/hの豪速球は、ど真ん中に投げても打たれた記憶がない」で、この鈴木君は、中学卒業後、静岡の強豪、静岡商業に進学し、1年の時からレギュラーとなり、2年の時に甲子園にも出場している。そして、高校卒業後、関東の強豪有名大学から熱心に勧誘され進学したものの…大学2年の時に椎間板ヘルニアを発症し大学を中退、プロ野球選手になるという夢を断念することになった。今は「介護福祉士」となっているという。今や日本を代表するピッチャーとなった則本に、「自分には敵わない」と思わせた選手達がいた。でも、則本はこの選手達に負けたくない思いを胸に自分を鍛え上げたおかげで、今の活躍がある。人は、自分の人生において多くの人と出会い、様々な影響を受ける。でも、その出会いをプラスにできるかどうかは、あくまで自分次第だ。色々な出会いにて受けた影響をプラスに変えるには「強い心」が必要だと、私は思う。そして、強い心を得るには「自分を甘えさせない」ことしかないと私は思うのだが…ちょっとずつでも「心が強くなる」よう、みんなで頑張っていこう。(^_^)By 平山

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