監督の“ひとり言”2017?今年のパリーグは、楽天とソフトバンクがハイレベルな首位争いをしていて、本当に面白いシーズンとなっているが…そのソフトバンクの守りの要に「甲斐拓也」という若手捕手が座っていることが多くなっている。この甲斐拓也のプロフィールと今シーズンの打撃成績は以下のとおりである。〔プロフィール〕生年月日:1992年11月5日(24歳)身長/体重:170cm/75kg出身地:大分県経歴:楊志館高投打:右投/右打ドラフト:2010年育成6位〔2017成績〕7/4現在試合:52打席数:152打率:.270本塁打:3三塁打:2二塁打:6四死球:15犠打:15盗塁:3出塁率:.350失策:0盗塁阻止率:.476(パ1位)※パ2位はロッテ田村の.333※5月末時点では.714だった(過去最高は古田敦也の.644)■人生を自力で変えた男甲斐拓也は、今年でプロ7年目だが…4年目あたりの甲斐拓也は、まだファームのレギュラーにもなりきれていない、三軍にいる1人の若手捕手だった。2010年 育成6位(最下位)。春の宮崎キャンプも、内外野にネットをめぐらせただけの練習グランドのようなサブ球場にいたのだが…一際小さい身体なのに、“育成上がり”のひるんだような感じや、人に遠慮したような退いた感じがまるでなかった。逆にむしろ、“たたき上げ”の矜持。“腹式呼吸”から発せられる爆声が、心身の逞しさを際立たせていた。 高校時代の3年間を、ずっと見つめ続けてきた福山スカウトの当時の感想は…「野性味があった。プレーがエネルギッシュで、小さいのにバイタリティがあった。それに抜群のスローイングスピード。『こいつなら賭けてみたい』そう思わせる“何か”があった」 「地肩はそこまで強くなかったが、ボディーバランスが抜群で、捕ってから投げるスピードがべらぼうに速かった。1.7秒台なんてプロだってそうはいない」 今、多くのスポーツ記者が驚いている。細川亨、鶴岡慎也、高谷裕亮…チームを支えてきた先輩マスクたちに、“陰り”が見えてきたところで、ぐっと頭をもたげてきた、たたき上げの新鋭マスク。「人って、こんなに変われるんだ」常勝チームのレギュラーマスクという重責を、この先、どう全うしていくのか…思いっきりの“応援モード”で、この先を注目していきたい。 (^_^)By 平山
